そろそろ、言うてもよかろうぉ〜♬

めちゃイケは、2018年の3月31日を持って終了した。

お笑いの神様のいたずらか?神様のイキな計らいなのか?

めちゃイケというお笑い番組の歴史にその名を刻んだ長寿番組は

3月31日というちょうどぴったり、

キリの良い日に終わることになったのだ。

     

  

それから3ヶ月後

その最終回から3ヶ月後

我々めちゃイケスタッフは突然フジテレビに呼び出された。

そう、ほぼ全員を呼び出したのだ。

呼び出したのはもちろん片岡飛鳥総監督であった。

   

  

この片岡飛鳥さんという人にはいろんな思い出があるのだが、

とにかく、人をびっくりさせる、人を笑わせる、人を泣かせる、という

「仕掛け」を作るためなら全力を挙げて総攻撃を仕掛けてくる人なのだ。

だからめちゃイケのメンバーたちは派手にダマされた。

何度もダマされた。真剣に泣き出すほどダマされた。

人生を変えられてしまった素人の出演者もいる。

  

その監督が急に我々に「来てください」と招集をかけたのだ。

案内された部屋へ入ると、そこには

そこには!!!

  

ジャージ姿の外国人が台の上に立っている。なんじゃ?

よく見るとそれは表彰台なのだ。

一位の場所が空いている。金メダルの座が空いている。

  

左は銀メダル、右は銅メダル

   

   

つまり、これは「金メダル」の表彰式なのだ。

もちろん、金メダルをもらうのはあなた。

スタッフ全員なのだ。一人一人全員なのだ。

ただ本人にだけ渡すんじゃ気が済まない人なのだ。

わざわざ銀メダル、銅メダルの人を横に置いて、

その上で「あなた」に金メダルを渡したい。

…そういう人なのだ。

   

金メダルはこれだ

 

金メダルはこれだ。

ずっしりと重たい

「記録よりも記憶にたくさん残った番組の一員であるあなたに」

裏面には、そんな意味の英語が刻印されている。

  

これを一人、一人に、丁寧にセレモニー形式で授与していった。

一人10分で終わったとしても、丸一日以上かかる作業だ。

でも、やっちゃう人なのだ。

一人一人に感謝の言葉を伝えながら

  

本当に、みんな感動した。

涙を流している人もいた。

そして、みんなは思い思いのポーズをとって記念撮影をした。

  

左右のお二人も大変だったろう

   

こういうことに手を抜かない、

全力で感謝を伝えてくる、のが「めちゃイケ」だ。

もし予算があったらもっとスゴイことしていただろうが

すでに終わってしまった番組に、そんな金はないのだ。

  

そして、メダルと一緒に卒業アルバムももらった。

 

卒業アルバム、とその横に小さなガラス瓶が

  

と、、、卒業アルバムの横に小さなガラス瓶があった。

砂だ。黒っぽい砂が入っている。

片岡さんらしい「青春」のアイテムだ。

などと感傷にひたっている時間がない。

  

あ、もう最終のゆりかもめが!

 

ワシがこのメダルをもらった頃

にはもう日付が変わろうとしていた。

以前なら、スタッフが手を尽くして

送迎の方法を考えてくれたが、

終わってしまった番組にはお金がないのだ。

 

めちゃイケは終わったのだ

当たり前のことだが、改めてそれを感じた。

ワシはゆりかもめで帰宅の途についた。

  

さようならめちゃイケ!

  

本当に終わってしまったのだね。

今まで本当に楽しかったよ!!!

ワシは、走り出したゆりかもめから

見えなくなるまでフジテレビを見つめていた。

本当に、最後の帰り道で

   

22年つづいた長い長いパーティーは本当に終わった。

  

でも決して悲しくはなかった。

そんな壮大なパーティーに参加できたことが

むしろ誇らしく思えた。

  

 

あのガラス瓶を握りしめると

サザンの歌声が聞こえてくるような気がする。

   

最後の最後はナレーションで終わらせてくれたっけ(笑)

  

めちゃイケの最後のシーンはここだった。

だから、そこにもしアナタが行くことがあったら

「めちゃイケ」を思い出したください。たぶん、、、

ボクらの思い出もそこにあるから

  

砂が黒いね〜(笑)

    

  

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よかったら、めちゃイケ終了が決定した時の話も合わせて読んでいただけると

幸いです。→ こちら「めちゃイケ終わります」