コロナキャンセル続々
新型コロナウィルスの蔓延防止に向け世の中は今、自粛自粛で大変だ。イベントも中止、テーマパークも閉園、てんてこ舞になっている。そんな中我らが主戦場ナレーション業務は淡々と続いている。これはスゴイことだ。パンデミックが来ても、大災害が来ても、テロ事件があっても、声の仕事は続いてる。というか実際続いて来た。安定の仕事というのはありがたい。
イベント系ナレーター、キャンセルの嵐に悲鳴!
声の仕事屋にも「イベントの司会、イベントの声」をたくさんやってる人はいる。人によってはそっちの方が稼ぎのメインを占めていることがある。これが今バンバンキャンセルとなっているわけだ。大変なことだろうな〜イベント系のナレーターさん。大丈夫だろうか?
ワシはどっちかというと、イベントの司会の仕事が来ない方だが、それでもあると楽しい。正直まとまったお金をくれるので、金を素直に喜ぶワシは、素直に嬉しい。ところが運悪いことに、、、
日頃あまりないはずのイベントの仕事が、たまたまこの2月3月にたくさん入っていた
もちろん世間の風潮に合わせて軒並み「キャンセル」だ〜(笑)
アイタタタタタタタ!!!
イベントのギャラは予想外の楽しみ
大人の事情で、どこのどういうイベント、とは言えないが、金が入るということになると、じゃあそのお金をアレの支払いに当てよう、あの欲しかったものを買おうと「取らぬ狸の皮算用」があったのだ。
欲しかった「炭酸水メーカー」もこれで買えなくなった(笑)←
買えるだろう?それくらい。買わないだけだろう? (ツッコミの声)
そうだけど、、、、
テレビの方が主戦場で、イベントは副業的なワシとしては、予想外に得られるイベントのギャラは意外な喜びである。普段はそれがないのだが、逆に今年の2月、3月はいっぱいあったのだ。ちょっとあてにしてたのにな〜、、、、悲しい。
TVナレの安定ぶり
とはいえ、テレビのナレーションの仕事だけは淡々と続いているのだ。この安定ぶりはどうだ!?
今も、この安定ぶりには驚いているが、かつてもそうだった。東日本大震災があっても、オウム事件があっても、阪神淡路大震災があっても、、、アメリカ同時多発テロがあっても…変わることなく仕事は続いている。
VTRの内容を変更することはある。今回もあった。
しかし
仕事がなくなる、あるいは、キャンセルになる、ということはない のだ。
なんという「安定」した仕事なのだろうか?
声の世界の異業種の方へ
ナレーションという仕事は、人気とはほとんど関係ない。実力があれば仕事はもらえる。
多少、今現在「人気番組」をやってるから仕事が増える、あの番組の声だから、うちもやって欲しい、という需要がある人はいるが、基本はちゃんと読めるか?読めないか?が判断の基準になっている。
人気、ルックス、流行、にものすごく左右されるテレビ界にあって非常に稀有な業態なのだ。
声優だけの人、アナウンスメントだけの人、ナレーションは絶対にやっておいた方がいいと思いますよ。
将来これを読んだ日のために
今ある仕事のほとんどはAIに取って代わられる。放送のアナウンスメント、ナレーション、も例外ではない(だろう)
しかし、これを言われ出してもう何年にもなる。
いつか取って代わられるのだろうけど、いつ変わるんだろう?未来の自分が読んだ時の驚きのためにこれを書いておこうと思う。
今は、あっちもこっちも閉園、休園、延期、キャンセルだ。これが当たり前!だが数年後の読み返すと、あーこんなだったな〜と思い返すだろう。ついにティズニーリゾート、USJ、そしてひらパーまでも休園になった。すごいなひらパー!