伝わらないアナウンス、伝わらない演技、

アナウンスうまいんだけど、声の仕事が取れない人は、うまいけど「伝わらない人なの!」ということを呟いた。もちろん自省・自戒の意味も込めてである…

 

木村匡也のツイッター

 

あなたも会社のプレゼントか、学校の研究発表とかで「なんか、伝わらないな」とか言われたらショックですよね?

伝わる話し方ってどうするんだろう?

 

自分はこの「伝わる話し方の研究」をずっと30年以上やってきた訳である…仕事をしながら。

 

いい話し方はいい伝え方である。

 

そしていい話し方ができるようになると人生いいことばかりになる。

1仕事も順調

2学校も好成績、友達もいいやつばかり

3YouTubeなんかでも人気をはくす

色々なことがどんどん調子が良くなってくる。

 

結局人間「いい話し方(いい伝え方)」をしてる人はコミュニケーションも上手になり→人間関係も良くなっていく!ということなのだ。少なくとも悪い関係を作らない。

 

話し方を磨く、ってことは人間を磨くことになる

 

テレビのアナウンサー、ナレーターでも、伝わらない人がいる。とても練習熱心で、ちゃんとした技術があるアナウンサー、ナレーターなのだ。

 

でも伝わらない声の人、伝わらない表情の人、のだ。

 

でもなまじ技術があるから周囲もそれが言えない。

それじゃ伝わらないよ!と

 

「それじゃ伝わりませんよ!」というと「でもあなたの方が下手じゃない?」って言い返されちゃう。なぜならアナウンスメントって技術だから、テクニックの上手い下手は客観的に測定できてしまうから…技術が下手な人が上手い人に向かっていうのは非常に難しい。

 

でにこれは声の商売に限らないね。表現者はみんなそうだ。アナウンサー、声優、ナレータ、歌手や役者でも、うまいけど仕事ない人っている。

 

それは、伝わらない声、伝わらない演技をしてるんだよ。異論は認めるし…でも長年プロとしてやってきた経験からいうと、これなんだ。よかったらリンク先を読んでみてください。

話し方とは伝え方:プロの伝え方の8割は声です。人前で話す声を変えれば伝わる!

 

 

 

人生初、NO観客大相撲は面白かった。

こんなこんな相撲を見る日が来るとは夢にも思わなかった

NO観客相撲!

がそれは現実に起こっている。今テレビで見ながら、ワシは感嘆の声をあげた。

 

 

勝っても負けても「シーン」としている

 

これぞ神事だ 

ある意味素晴らしい

 

呼び出しの声が そして行事の声が

 

館内にこだましているのはよくわかる

 

「凛」として美しい

 

 

相撲は神事だ とよくいわれているがこのスタイルなら100%神事って感じがしていい。

 

観客をいれない相撲なんてやるほうも初めてだろうけど、見るほうも初めてなので

物凄く新鮮な感動を感じている。

 

だいたいギャーギャーうるさいファンが嫌いだったし、静かな取り組みが好きで

朝も早よから8時台に国技館に行って最後まで見てた方だ。

 

プロ野球に「球音を楽しむ日」というのがあったが 

大相撲も年に1回ぐらいは観客なしで

「静寂の中の相撲を楽しむ日」作ってもらいたいものだ

とにかく ちょっと驚いている

新型コロナで自粛、キャンセル、の中ナレーションの安定ぶり!

コロナキャンセル続々

新型コロナウィルスの蔓延防止に向け世の中は今、自粛自粛で大変だ。イベントも中止、テーマパークも閉園、てんてこ舞になっている。そんな中我らが主戦場ナレーション業務は淡々と続いている。これはスゴイことだ。パンデミックが来ても、大災害が来ても、テロ事件があっても、声の仕事は続いてる。というか実際続いて来た。安定の仕事というのはありがたい。

イベント系ナレーター、キャンセルの嵐に悲鳴!

声の仕事屋にも「イベントの司会、イベントの声」をたくさんやってる人はいる。人によってはそっちの方が稼ぎのメインを占めていることがある。これが今バンバンキャンセルとなっているわけだ。大変なことだろうな〜イベント系のナレーターさん。大丈夫だろうか?

 

ワシはどっちかというと、イベントの司会の仕事が来ない方だが、それでもあると楽しい。正直まとまったお金をくれるので、金を素直に喜ぶワシは、素直に嬉しい。ところが運悪いことに、、、

 

日頃あまりないはずのイベントの仕事が、たまたまこの2月3月にたくさん入っていた

 

もちろん世間の風潮に合わせて軒並み「キャンセル」だ〜(笑)

 

アイタタタタタタタ!!!

 

イベントのギャラは予想外の楽しみ

大人の事情で、どこのどういうイベント、とは言えないが、金が入るということになると、じゃあそのお金をアレの支払いに当てよう、あの欲しかったものを買おうと「取らぬ狸の皮算用」があったのだ。

 

欲しかった「炭酸水メーカー」もこれで買えなくなった(笑)←

買えるだろう?それくらい。買わないだけだろう? (ツッコミの声)

そうだけど、、、、

 

テレビの方が主戦場で、イベントは副業的なワシとしては、予想外に得られるイベントのギャラは意外な喜びである。普段はそれがないのだが、逆に今年の2月、3月はいっぱいあったのだ。ちょっとあてにしてたのにな〜、、、、悲しい。

 

 

TVナレの安定ぶり

とはいえ、テレビのナレーションの仕事だけは淡々と続いているのだ。この安定ぶりはどうだ!?

今も、この安定ぶりには驚いているが、かつてもそうだった。東日本大震災があっても、オウム事件があっても、阪神淡路大震災があっても、、、アメリカ同時多発テロがあっても…変わることなく仕事は続いている。

 

VTRの内容を変更することはある。今回もあった。

 

しかし

仕事がなくなる、あるいは、キャンセルになる、ということはない    のだ。

 

 

なんという「安定」した仕事なのだろうか?

 

声の世界の異業種の方へ

ナレーションという仕事は、人気とはほとんど関係ない。実力があれば仕事はもらえる。

 

多少、今現在「人気番組」をやってるから仕事が増える、あの番組の声だから、うちもやって欲しい、という需要がある人はいるが、基本はちゃんと読めるか?読めないか?が判断の基準になっている。

 

人気、ルックス、流行、にものすごく左右されるテレビ界にあって非常に稀有な業態なのだ。

 

 

声優だけの人、アナウンスメントだけの人、ナレーションは絶対にやっておいた方がいいと思いますよ。

 

将来これを読んだ日のために

 

今ある仕事のほとんどはAIに取って代わられる。放送のアナウンスメント、ナレーション、も例外ではない(だろう)

 

しかし、これを言われ出してもう何年にもなる。

 

いつか取って代わられるのだろうけど、いつ変わるんだろう?未来の自分が読んだ時の驚きのためにこれを書いておこうと思う。

 

 

今は、あっちもこっちも閉園、休園、延期、キャンセルだ。これが当たり前!だが数年後の読み返すと、あーこんなだったな〜と思い返すだろう。ついにティズニーリゾート、USJ、そしてひらパーまでも休園になった。すごいなひらパー!