祝!格付けチェック過去最高の視聴率達成!ナレーターも歓喜のブログアップ

過去最高、関東21.2%関西25.6%

明けましておめでとうございます。

やったー、すごい偉業ですよこれは。我が芸能人格付けチェックが関東21.2%関西25.6%という数字(視聴率)を叩き出しました。みなさんご覧いただき本当にありがとうございました。

見よ!スタッフにしか撮れないこのショット(笑)

スポニチにもこんな見出しが出ていて、作っている私らが逆に「え?まじで?、おいおいちょっとちょっと〜(笑)こいつぁー春から縁起がいいわえ〜 ←三人吉三廓初買(さんにんきちさ くるわの はつがい)より」って感じでうひゃうひゃと浮かれておりますバイ。

これがその見出し!!!ジャジャーン

正月恒例「格付けチェック」視聴率21・2% 年末年始番組で民放トップ GACKT連勝記録に高い注目

いや本当に、うちらがトップと言われましても「ガキ使さん」は紅白の裏ですから、トップですよーと見出しに打たれても「いえいえどんでもないことでございます」と謙遜したくなりますが、、、やはり嬉しい民法トップ。格付けチェック初の20パーセント越えなのですよ。

まだ会ってないけど制作陣(ABC朝日放送)は小躍りしていることでしょう!!!全国のテレビ朝日系列の各局もこれで数字がバーンでしょう!おめでとうございます。

 

あと一日あの方の「逮捕」が遅れていたら

とはいえ、本当に今回の格付けチェックは振り返ってみれば「薄氷を履む思い」(はくひょうをふむ:薄く張った氷の上を歩いて行くような非常に危険な状況を表す)だったことを思い出します。いやー怖い怖い。

基本、格付けチェックというのは、スタジオでタレントのみなさんに事前に見てもらうVTRというのは、味覚チェックで登場する都内の有名レストラン、四重奏チェックで出てくる総額〇〇億円の楽器、などなど、ほんの数本しかないのです。とはいえこのVTRを見てもらって皆さんに超むずかしい問題を出すので、いわば「要(かなめ)」なVTRなわけなんですね〜。だから毎年、必死に事前ナレーションを作りに行くのです。

 

その時、何の気なしに「で今度はどんな人たちが出てるの?」と出演者を尋ねた。今年はYOSHIKIさん出ないのかな?どうなのかな?と、そのくらいの軽〜い気持ちで尋ねたんです。スタッフが教えてくれた中に「あの方」のお名前がありました。で、気になっていたYOSHIKIさんじゃなくて「鬼龍院翔くん」だと聞かされて、、、

「ふーん、そうなんだ」くらいの薄ーい返事をしたと思います。

今となっては、本当に何も気に留めてませんでした。

 

絶対に取り直しはムリな内容

もし「あの方」が一緒に収録に参加してて、収録が終わっていたとしましょう。そのあと逮捕されていたら、、、こんなの取り直しムリですよ。出来ると思います?

あれだけ真剣に問題を作成し、出演者のみなさんもギリギリの状態でそれを当てに来る。

問題制作しているスタッフも、簡単にはわからないようにものすごく考え抜いて「引っ掛け問題」を出しているのがお分かりになったと思います。

 

例えば今年のワイン 

A、シャトー・ラトゥール 1959年 100万円
B、ボルドー赤ワイン 1976年 5000円

これ、、、逆にびっくりしました。1976年というヴィンテージのボルドーの赤ワイン←こんなワインが5千円であるのかよ?おい!ってレアものですよ。腐っても鯛、どう転んでもボルドーの赤1976年のヴィンテージが「5千円」なんて安い値段ではないですよ。ありえん、ありえん、そんなワイン1万円以下で見つけられたら、あんたはラッキー!超ラッキー。それはお宝ゲットしたようなもんです。ですから、その1976年のボルドーワイン5千円ってのは


ほとんどストックがない希少なボトルの可能性があります。

こんな問題どうやって「もう一問」作れると思います???
こんな問題どうやって「もう一問」作れると思います???
こんな問題どうやって「もう一問」作れると思います???

そのほか全て高級食材を使った一流レストランのみなさんのお料理をどうやって再現するんですか?

出演者が逮捕されました、、、というわけで、すいません皆さん取り直しお願いしまーす!って頼むことは不可能です。絶対ムリです。

 

ですから!あの方の「タイーホ」がもしあとちょっとだけ遅かったらとんでもないことになっていたはずです。

 

ヤラセ、、、これでも格付けがヤラセっていう人は、、、、(笑)

 

梅宮辰夫さんの思い出

毎年、格付けチェックの最後は、浜ちゃん伊東四朗さんヒロドアナの事前格付けです。

面白いように間違える3人に私のナレーションがもう好き勝手に毒を吐きまくっていい、今のテレビ界におけるナレーションツッコミの最高峰でしょう。今のテレビでこんなに「お前らこのーバカ舌!、一流失格!もう映す価値なし!」とかツッコミをやれるナレーションはあれだけでしょう。プロの諸君、こういうナレーションやってみたいでしょ?

 

このコーナーがなかったです。

その代わりに最後の部分に梅宮辰夫さんへの感謝の思いを込めたVTRが流れました。

浜ちゃんが、少しだけ微笑みながらこう言いました

「辰兄 あなたは永遠の一流芸能人です」と…

 

不思議なご縁で、私の学生時代の友人と梅宮さんと家族ぐるみのお付き合いをしていました。梅宮さんは、収録中遠くからしか見たことがありませんが、とても親近感を感じていた最後の大物スターでした。

ちょうど放送が終わって、しばらくして、梅宮さんのお嬢さん、アンナさんの言葉がネットのニュースになっていました。そこに書いてあったことを読んで、ワシらはみんな大粒の涙を流しました。アンナさんの言葉はこうでした

「(浜ちゃんが)最期の顔も見に来てくれて。泣いて。。ずっと父の体調を気にかけてもくれていました」

 

浜田さんお別れ言いに行ってたんや〜(呆然)

 

あのコメントでは、「達兄、お疲れ様でした。ほんとうにありがとうございました」と普通に感謝の言葉を述べていたんだけど、、、本当にお別れに行ってたんだ、、、もう涙がボロボロと流れてきて、、、

 

ナレーション録る前にそんな「ええ話」聴いてたら、嗚咽が出て読めなかったと思います。

梅宮さん、本当にありがとうございました。

一年一度のお祭り番組→スピンオフ格付けベーシックへ

 

というわけで、今回は過去最高の視聴率というめでたい結果に終わった芸能人格付けチェックです。2月にはスピンオフの格付けベーシックがありますよー。これに向けてまたみんなと一緒に楽しい番組を作っていきます。

個人的には、伊東四朗さんがお元気で収録に参加されていたのがとても嬉しいです。伊東さん昭和12年生まれ、現在82歳!ますますお元気でご活躍されますよう祈念しております。

さー、長いこと「一年に一度のお祭り」だった格付けチェックが、年に数回の「お祭り」になってますね。また皆さんのお目にかかりたいと思います。