珍プレー好プレーのナレーション
プロの発声を学ぶ者は、あるレベルに到達するまで、なぜこの発音を注意されているのか?
それが分からない。
そして悩むことになる。
そういうものだ。
それが普通だ。
私も22〜23歳の頃そうだった。
今の「お弟子さん」達の中にも、
なぜ直されているのか?どう自分を修正していいのか?
分からずに悶々としている者たちがいる。
遠い昔の自分を見るようで、思わず、その気持ちはわかるよ、と言いたくなる。ま、言ってるんだがね。
ナレーション・アナウンスメント・声優の演技、それらは全てにおいて、言われて直ちに出来る!なんてことは絶対にない。
例えば、いきなりピアノのど素人がベートーベンやモーツアルトをグランドピアノで弾けないように。
ギターを持ったことない人がいきなりエリック・クラプトンやエディー・ヴァン・ヘイレンになれないように。
【練習が必要なのだ】だからお稽古しなさい。←これしかない。
ただ厄介なのは、
なまじ自分が声がいいと思ってる人は、普段人からいい声ですね〜とか褒められているので、
なぜ褒められないのか?どこをどうしたら注意されなくなるのか?
分からなくなって迷宮に迷い込む。
ああ、落胆するな!未来の声のプロ達よ。
残念ながら、その『冬』の時期は必要なのだ。
誰もが通る道なのだ。
今は耐えて稽古に励むしかないのだ。
簡単にいうとプロだとそれは全然ダメだということなのだ。
ようやく「お弟子さん」たちのほとんどにそれが分かってもらえるようになった。
練習は楽しいかい?と尋ねると、ほぼ全員、楽しいです!と言ってくれるようになった。教える側としてとても喜ばしい。
しかし、、、、その分かったというのは、実はまだ全然分かってないレベルなのだ。
ヌフフフフ、笑笑www
私の現場に来て、スタジオで、いやアナブースで私が喋っているのを実際に見たとき「納得」がいくだろう。
ソレが「分かった」の第一歩なのだ。
ナレーション収録現場を公開しているプロは、そんなにはいないだろう。
私も「弟子」にじゃないと見せる気はない。
だから誰でも連れては行けないのだ。
日本のトップクラスのナレーターが、「弟子」をスタジオに連れて行って、実際の収録現場を見せるのだ。
我が事で恐縮だが、非常に貴重な機会と言える。
耐雪梅花麗
(雪に耐えて梅花麗し)
諸君!マスクの下で滑舌を磨き上げるのだ!!!
#木村きょうや #プロ養成塾 #ナレーター #アナウンサー #声優 #ちびまる子ちゃん #格付けチェック #声のプロ #発声 #滑舌
2021年3月で引退された声優・ナレーターの大先輩キートン山田さんと対談した。新旧のちびまる子ちゃんナレーター2人で対談させてもらえたなんて、本当にスゴいね。こんなのアニメの歴史でも他にあるかいな?ドラえもんくらいじゃないだろうか?
[:contents]
キートンさんから、いきなり「今でも毎週日曜日はちびまる子ちゃん見てるよ!」と言われて、カキーン!と凍りついたワシであった。
もう見ないでくださいよ〜!特にナレーションの部分は早送りしてください。と必死になって言ったが、顔面は真っ赤だったと思う。いやはやアセったアセった
引退しても「ちびまる子ちゃん」がなかなか抜けないんだよ
そうキートンさんが言っていたが、その気持ちはワシにもよく分かる。なぜか?ワシも、いま一週間のスケジュールがちびまる子ちゃん中心に回っているのだ。同じ仕事を受けついだ人間同士だから言わなくてもその意味はひしひしと伝わってきた。
キートンさんは他にもたくさん人気番組を担当していた。「ポツンと一軒家」や「路線バスの旅」など、、、でもやっぱりお仕事の中心は「ちびまる子ちゃん」の収録だったという。特に精神的にまる子ちゃんが軸になるのだ!
それはどういうことか?
ちびまる子ちゃんは甘くない!
ということなのだ。
何年やっても気が抜けないプロの世界なのだ。全て声優の現場というのは厳しいのだが、ちびまる子ちゃんは特に厳しいと思う。(キートンさん勝手に代弁してすいません)
まず、音響監督さんがこまかい(笑)
ちびまる子ちゃんの音響監督さんは本田(ほんだやすのり)さんという大ベテランの人だ。この人のオッケーを取るのが非常にムズカシイ。
たとえば、「翌日」というセリフはワシになってからでも、もう100テイクくらい録っていると思うが、毎回きちんと録り直す。
「後半へ続く」とか、おなじみのキメ台詞でも毎回全部取り直す。しかも、監督の感性に1mmでも合わなかったら何度でもリテイクを繰り返す。
ベテランだから、まあいいでしょ、なんて甘えや妥協は一切ない。
←もちろん、キートンさんは30年以上ちびまる子ちゃんをやってきたのだから、ほぼいつもOKテイクを出していただろうが、ワシはまだまだド下手なので、毎回必死の録音作業をやっているんだ。
しかし!だ
めちゃイケもそうだった。めちゃくちゃバカなお笑い作っているが、ナレーションの精度などはコンマ何秒の正確さを求められていた。総監督の片岡さんがスタジオに来たときはいつも、サーっと温度が下がる緊張感があった。
だから「後半へ続く!」も毎回微妙に違うのだ。
大ベテランのキートンさんにとっても、ちびまる子ちゃんの収録というのは、毎週の中で中心となる、緊張感を持って立ち向かうお仕事だったのだろう。
それを31年も続けていらっしゃったのだ。本当にスゴいことだと思う。
ワシとキートンさんは大体20歳くらい年齢が違う。ワシは正直まだ老いというものがなんなのか分からない。ただ声に関しては人生の最高潮にいると思う。
でも絶対にいつか声は枯れていく
人間の声は張りを失っていく。落語や講談といった古典芸能は、その老いの中に人間の「味わい」を発見して楽しんでいる。声優にそれを作ったのがキートンさんなのだ。声優でも枯れた味わいの世界を切り開いたのがキートンさんなのだ。
これがいかにスゴいことなのかお分かりいただけるだろうか?
若い声優たちが、あと数十年経ったとき、ああキートン山田さんがこの道を切り開いてくれたから、私たちは枯れても声優が続けられるようになったんだ…と感謝する日が来るだろう。
インタビューでそのことを一番言いたかったのだが、紙面の都合上詳しく言えなかったので、ここにしっかりと記しておく。
アニメの神様、キートン山田さん、本当にありがとうございます。頑張って追いつけるように精進いたします。
もう放送時間の30分間ずっと緊張でした。
怖くてネットを見ることができませんでした
前回も述べましたが、
ちびまる子ちゃんのすごいのは
私が1回目だろうが100回目だろうが
同じスタンスで仕事を要求されるということです
1回目だから、台本を読みやすいセリフにしてあげよう
とか、そういう遠慮は一切ありませんでした。
当たり前ですがプロの世界は厳しいです
私にとっての第一話の締めのセリフは
「きっと見送られるより、見送る方が
ずっと寂しいのではないかと思う
お母さんなのであった」
でした。
こんな難しいセリフ!いきなり無理ですよ
スタジオで泣きそうになりました
でも、本当に音響監督の本田さん
スタッフのみなさんが熱心にご指導していただき
なんとか録り終えることができました
友達の家でオンエアをみた
直後の表情、、、
まだまだ勉強ですね
ちびまる子ちゃんは本当にすごいアニメなのであった。
そしてそして、、、もう一年も前から準備していたのですが
今回の就任を記念して、私、人生初の電子書籍『声の魔力~Power of voice~』を執筆しました。
ナレーター歴30年の集大成を詰め合わせた一冊となっております。
ナレーターや声優さんなど声のプロの方はもちろんの事、学生さんから新社会人まで、日常生活で声を使っている人みなさんに向けて、「声で人生を変えていただきたい!」という思いで執筆いたしました。
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ウェブニュース等で皆さん既にご存じかと思いますが、
私、あの国民的アニメ「ちびまる子ちゃん」の二代目ナレーターへ就任いたしました!
お話をいただいたときはどっきりかと思いましたが、どうやら本当だったようです(笑)
こんなスンゴいお仕事に携われて本当に本当にどうしましょう??!!
一生懸命頑張ります!!
収録も終えて、4月4日放送の「ちびまる子ちゃん」からナレーションを務めさせていただきます。
すごいのは、全く遠慮も忖度も何もなく、ガンガン、ナレーションがあるのです。
この人はまだ新人だから、セリフを少なくしよう、、、とかそういうのが一切ないです(笑)
そしてそして、、、
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取材してもらいました。本当にいつも「いい取材」をしてもらってます。心底そう思います。いつも良い記者さんに巡り会いますが、今回のオリコンさんもめっちゃ素晴らしい人たちでした。
電波少年がWOWOWで復活する、どっちの料理ショーがウェブ上で復活する、めちゃイケは……まだ何も聞かないけど、とにかく、かつてナレを担当したヒット番組がリターンズで帰ってくるという嬉しいニュースが続きました。
もう終わって何年も経っているにも関わらず、まだ電波少年って面白かったね、めちゃイケって面白かったね、と言ってもらえることは本当にうれしいことです。
私自身はもう「オワコン?」と言いますか、全盛期を過ぎたナレーターだと思いますが、まだお声がかかることは本当に幸せです。そういえば野球のオコエは元気でやってるでしょうか?
こないだ吉本さんの芸人さんで、私のモノマネをやってくれてる水戸キャップさんという方がいらっしゃって、このモノマネが超ウケるネタで、たくさんの人から反響をいただきました。ぜひ水戸キャップさんのインスタ見て下さい
↓↓↓これ見て下さい面白いです
https://www.instagram.com/p/B_mkkjvngVO/?utm_source=ig_web_button_share_sheet
そして去年の今頃「映画に出ませんか?」というお誘いを受けました。28年ぶりに再会した秋原監督からの突然のお誘いでした。今も上映中で、柳沢慎吾さんの演技が話題です。神様からのビッグプレゼントです
もう完全に流れに乗せられて、他力本願でこの2年くらいを生きています。全然自分からは何もやっておりません。というか、今は「自分では何も出来ない時期みたいです」
人生、そういう時期がありますよね。何やってもうまく行きません。こういう時はどんなに力んでもダメですね。もう流れに身をまかせるしかないと思います。
そんなときにでもちゃんと続いている仕事があることに感謝しなきゃ申し訳ないですよね。今、毎週ちゃんと取り組んでいることといえば「がっちりマンデー」でしょうか?
自分がやっててなんですが、テレビ番組としても非常にいい番組なので大好きです。毎週続いてくれていることに感謝です。
なんの保証もありませんが、オリコンさんの記事がヤフーニュースに載ったことって何かが変わりそうな予感はしています。春から声優をやることになったことも、完全に向こうから降ってきたお話でした。そして、ものすごく有名な、お正月の特番ドラマにもチョイと出ることになりました!
まだ言ったらいけないそうなので、言えませんが明日くらいには言えそうです。
とは言え、そんなことを言いながらも、私は、もっと切実なことに苦しんでいる人がいることに全く気づいていませんでした。今日そのことを思い知らされました。
ちょっとお名前は言えない方なんですが、お知り合いの方がご病気になってしまい、あと余命一年ぐらいと言われてしまったのです。苦しいけどこのコロナ禍の一日は、彼にとってはコロナでもいいから生きていたい一日なのです。
おかげさまで生きています!本当に感謝いたします
ありがとうございます
ありがとうございます
ありがとうございます
なんかYahoo!ニュースに載ったぞ!ヤホー!という記事を書こうとしてましたが真面目になってしまいました。すいません どうかみなさま良いクリスマスを
杉原千畝(すぎはら・ちうね)
日本を経由して外国に逃れるためです。
ビザ: 日本への入国を希望する外国人に対し、外国にある日本大使館・領事館が発給する、入国の保証証のようなものです。
入国するにはパスポートと、このビザ、両方が必要になります。もちろん事前に審査があり、誰にでも簡単に発行することは出来ません。
杉原は、本国の外務省に何度も打電し
「この人たちになんとかビザを発行させてください」「このままでは、このユダヤの人たちはナチスに殺されてしまいます」
とユダヤ難民の窮状を訴えました
ところが当時の日本政府はこれを 拒否 します。
そのころヒトラーと三国同盟を結ぶ直前でした。これから友好国になるドイツに対して、そんなことをしたら波風が立ってしまう!というです。
「絶対に勝手にビザを発行するなよ」という命令を送りました。
さらに悪いことには、そのころ杉原のいたリトアニアは、小国であったためソビエト(今のロシア)の支配下となってしまいました。
条件がそろっていない外国人が、神戸に大量に押し寄せてきたため、杉原のビザ無断発給がバレてしまったのです。
しかし杉原は、この本省からの厳しい叱責を、あれこれはぐらかし〜逆に質問して、わざと時間をかせぎながら、朝から晩まで徹底的にビザを書きまくったのです。
この新しい杉原の記念碑は、リトアニアのカウナスという町の、あるホテルの前に建っています。
そのときたくさんのユダヤ人を救ってくれたことを、今でもリトアニアの人々は忘れていません。
俳優柳沢慎吾(58)主演の時代劇コメディー映画「応天門の変」(秋原北胤監督)の初日舞台あいさつが8日、池袋HUMAXシネマズで行われた。
なんと、あなたの知ってるナレーター木村匡也(つまりワシ)がこの映画に出演したのだ。しかもセリフもしっかりある!ちゃんとした役なのだ。端役じゃないぞよ〜
平安時代末期の政治状況をコミカルに描いた映画「応天門の変」。主演はあの柳沢慎吾さん、そしてカタキ役が和泉元彌さん。
映画の中で、極めて怪しい動きをしている人物、藤原良房(よしふさ)を演じているのがワシなのだ。どうじゃな?平安貴族な感じがするかのぅ???どうじゃ?
新聞にも、こう書かれている。藤原良房(よしふさ)を「進め!電波少年」「めちゃ×2イケてるッ!」などのナレーションで知られる木村匡也(54)が演じる。←くぅぅぅ、たまらん。完全に顔出しの世界から見捨てられたワシについに光が当たったのだ。デビューから30年以上が過ぎてだ。
人生初の映画、そして人生初の舞台挨拶、人生初の、翌日テレビの芸能コーナーで自分の舞台挨拶を見た!もう何もかも初づくしで舞い上がちゃっているワシなのである。
本当に人生、いくつになっても何が起きるか分からない。
夢を諦めてはいけない。夢を諦めてはいけない。みんな、なりたいものがあるなら、何歳からでも挑戦できる。実際にワシ自身にそれが起きてる今、さあ、あなたもやってみようよ!と言わずにはいられない。
長い事、いろいろなナレーションをやって来たが、もちろんワシだって顔出しもやりたかった。スポットライトを浴びてみたかった。映画にも出てみたかった。テレビにも出たかった。ただそれは声をかけてもらえないと出来ない。もうワシも55歳だ。もう叶わない夢だと思っていた。
でも、いきなり秋原監督と久しぶりにバッタリ出会って「奇跡」が起きたのだ。55歳になって叶う夢もある。のだ
柳沢慎吾さんは最後に『あばよ!』って叫んで、みんなを笑わせていた。本当にキラキラしててすごい人だった。
#柳沢慎吾 #和泉元彌 #応天門の変 #木村匡也 #舞台挨拶 #あばよ
声をみがく、とは簡単に言うと、声を鍛えること、
声をトレーニングするだ。
声だって声帯の筋肉で作られているので
トレーニングすることで、良くなっていく。
さあカッコいい声になろう、
福山雅治みたいに!(のぞみたっけー笑)
注意)無茶な絶叫を続けると声帯が傷ついて声がボロボロになります。正しい指導者と一緒に練習しましょう
声もある種の筋肉運動なので、腹筋や腕立て伏せのように、
常日頃から繰り返しやっている人が
どんどんいい声になります。
アナウンサーやナレーターで、実際に会うと
その声の太さにびっくりしますよ。
我々世代は、毎日毎日、シゴキのような修行を通過した。
今そんなことやるとクビが飛ぶだろうが、
昔は平気で大声出すことを要求されていたし、
やってる方も、これしかないんだ!と思って必死に練習
しておりました。
日本はすべて「根性論」だっんじゃー(日本昔話風)
注意)たまたま私は声を損傷しませんでしたが、
声を傷つける可能性があるです。ご注意ください
ただ、ふと気がついたのは、
毎日、読みのトレーニングばかりでは、
はっきりいって飽きます。飽きました。
あめんぼあかいなあいうえお…とか、
拙者親方と申すは…とか、この辺は、
もうやりすぎて飽きるとか飽きないとか
それすら考えないで声にしてしまい
ますが(あるある)そこで私は…
歌もしゃべりも声だろう?
と開き直ったのです。
歌を歌うことは、楽しいしトレーニングに
なります。歌を歌いながら楽しく喉を
鍛えるって、理想の声のトレーニング
じゃないでしょうか?
歌を歌うことは、同じ声帯を使うトレーニング
です。ただ話す声と歌う声は違います。
それについて説明します
歌の声と話す声の決定的な違いは
一音一音の音の長さです
歌の方が、一音一音が長いんです。ですから、
話す時の声に比べると、
声を出すときの空気の量が違います
歌の方がたくさん空気を使います。
同じ文
「読む」のと「歌う」ので比べよう
ちょっとやってみて
夕焼け小焼けの赤とんぼ 読む
夕焼け小焼けの赤とんぼ 歌う
どっちが息をたくさん使った?
わかったでしょう?
歌だと♫
ゆーうーやーけ、こやけーの、
あーかーとーんーぼー
長いでしょ!?
音の長さが違うことに加えて、しゃべりには
メロディーがない。歌はメロディーがある。
どこかに、歌としゃべりの境界線があるんです。
みんな無意識に、これは歌、これはしゃべり、
と分類しているのだ。そんなこと気づいてました?
注意して欲しいのは、歌は激しく歌いすぎると
声帯を痛めてしまうことです。いきなりやらない
ようにしましょう。
少しずつ訓練していけば、時間はかかりますが、
大きなかっこいい声に変えていくことは可能です。
低音のかっこいい声になりたい、
と思っているのなら、
そういう声になりたい!とはっきりとした
意識を持つことがとても大切です。
ただ漠然といい声になりたい、という人が
多すぎます。いい声になるには意識的に
そういう声になりたいという願望を持って
ないと、なかなかなりません。
福山雅治みたいな声になりたい!
寺尾聡みたいな声になりたい!
と具体的に思いながら歌を歌いましょう
歌を歌うとかなり声帯をやられます。
カラオケなんかでお酒を飲んだ翌日ノドが
ガラガラになってる人いませんか?
抑えていても歌はやっぱりノドに無理を
させています。歌った翌日は休みましょう!
実はその「休み」の間に筋肉が復活している
筋トレと一緒です。筋トレは顕微鏡で見ると
筋肉をズタズタに傷つけています。
そして休むことで回復します。
そのとき筋肉は前よりも少しよけいに
多く回復するのです。だから筋肉が大きく
なっていくのです。
声も、使いすぎてズタズタになった日は、
しっかりと休ませてください。
そして超回復させてノドの中にある
細かい筋肉を回復させてください。
まだ、たくさん言いたいことがあり
ますが、仕事の時間です。
今日の、美声の作り方は、
1、歌を歌って楽しく鍛えよう
2、どんな声になりたいのか?
はっきり意識を持とう
3、そして、必ず回復するためノドを休ませよう
この3点です。
これだけでも、かなりいい声になりますよ
また続く!!!
先日8月9日漫才師、木曽さんちゅう氏のご依頼で、漫才の舞台に立った。コロナで自粛のいま、開催が危ぶまれたが、木曽さんちゅう氏のご尽力で無事にイベントは開催された。
ナレーターとして、こんなチャンスはない。なかなか無い。あなたも同業者なら一度やってみるべきだろう。
ナレーターじゃなくても、声優、歌手、など声にたずさわる人は、ぜひ一度はおやりなさい。
滅多に出来ない貴重な体験だ。
何と言っても、舞台の発声が全く違う。スタジオは防音設備がととのった静寂な空間だが、漫才は舞台だ。しかも演芸場なのだ。
スタジオでは「声の質」にこだわって録音ができる場所だが、演芸場は「声の質」なんか構ってられない。お客さんを笑わせる空間だ。
お客さんに届く声を出す!
これに尽きる
いつも、スタジオで静かにナレーションをしてる自分に、カツを入れる意味でも、芸人の世界に飛び込んでみることは非常に意味があると思う。
又吉直樹くんの「火花」や、誰かの「漫才ギャング」など、漫才と青春をテーマにした、やたらとカッコいい映画が流行ったが、そういう世界を覗いてみたい気分もあった。
だいたい「相方」がいるというのも経験がない。相手との間、ツッコミのタイミング、話のスピード、これを2人でやるなんて、もう世界が違う。
ナレーションはいつも一人舞台だ。
じゃあ、2人組じゃなくて1人でピン芸人みたいに、笑いを取れるか?と言ったら、そりゃー無理だ。多分誰も笑ってくれないだろう。今回は、木曽さんちゅう氏が色々と苦心してくれたおかげでなんとかなった。
そんな私を、今回が初めての経験なので、他の芸人のみなさんもとても優しく迎えてくれた。これがとても嬉しかった。
本当はもっと「部外者」として壁があるものだろう?とも思うが、今回はみなさん優しく和気藹々とステージを盛り上げてくれた。感謝!!!
多くの、声優学校などが「舞台」の授業をやっているが、やはり本物の演芸場に出してもらうというのは、スゴい体験だ。
まず、明らかに違うことは、舞台は、お客さんからの反応がダイレクトにあることだ。
お客さんからの”風圧”を受けて、セリフがうまく言えなくなる。←こういうことはナレーションのブースでは体験できない、「生」の舞台ならではの貴重な経験だ。
科学的に証明できないが「人の気」というものは、しゃべってる人にかなりの影響を及ぼしてくる。
ある種のスピリチュアルな話だが、実際にあるからしょうがない。そういう目に見えない「気」が、舞台の良し悪しを左右するのだ。
観客の放つ期待感、嫌悪感、は相当なパワーで演技者の芸に影響を与える。
舞台に立って笑い声と拍手に乗せられると、かなり暴走する。だいたいネタは事前にきちんと作ってあって、言われたまま忠実にしゃべっているだけなのだが、笑い声と拍手に乗せられて思わずアドリブを入れそうになった。
いずれにしても、
すんごい経験だった。
いつもスタジオという「防音空間」でで仕事をしている我々が、あのようなノイズにまみれて、お笑いをするというのは、ちょっとない非日常経験だった。ナレーターが経験出来ないもの、それは 発声と客前
大阪に行っていたのは、なんと出張で3日間、芸能関係者、
そして会社経営者の人々に私のナレーション講座の
出前(でまえ)講義していたからだったのでした。
ウーバー・ボイス!?と言うんだろうか?
世の中には自分の声が、好きではない、あまり好きではない、という人が結構います。まずこの人たちに何が出来るのか?が私の課題でした。
絶対に、自分のTVナレーション30年以上の経験と実績に「声を良くする方法」があると信じています。
今回の大阪出張では、そのことに徹底的にこだわりました。
まずは、良い声の出し方を教えます。
可能な限り教えます。
そして声を変えます。
なぜか?
いい声の人には好感が持てます。突然美声が聞こえて、振り向いたら、とっても柔和な顔立ちをした人がそこに立っていました。あなたはどう思いますか?
そのような優しく声の良い人に出会ったとき、
人は心のバリアを下ろします。
人は心のバリアを下ろします。
人は心のバリアを下ろします。
美声を作って、笑顔で対話することで、恐らく、どんな人でもまずは良好な人間関係をスタートすることができるでしょう。
もちろん表面だけの「優しさ」ではダメです。最初はなかなか出来ないかもしれませんが、まずは声から変えていきますが、いい声になって、笑顔で人に接しているうちに、人は、本心から優しさを作らないとならない!という必要に迫られて来ます。
声 → 笑顔 → そして「思いやり」になるまで
声を意識することで、人は最後には心のあり方を変えるようになるのです。まずは声からいい声にしていきます。
声は人なり。そう私たちの業界では言いますが、本当に声は、心の音です。優しさや、悲しさ、楽しさ、などは声に現れています。
声から変えていく、という変わったアプローチですが、自分自身がまずそうやって変わって来たわけですから、体験をそのままお伝えすることが出来ます。
今回は、会社経営者の方が受講してくれました。もちろん、プレゼンや広報的な効果を期待されて受講されたと思います。めちゃイケや電波少年が大好きだったというのも理由でした。←きっかけは何であれ本当にありがたいことです。
じっくりと向かい合った、講義を受けてもらい、その経営者の方は「今まで色々受けたビジネス講座の中でも、一番面白かったです!」とおっしゃって下さいました。
本当にありがたいことです。
木村匡也のナレーション講座は、たくさんのしゃべりのプロを相手にして来ましたが、この新しい出会いによって、さらなる発展をすることでしょう。
皆さんも自分の声に自信がなかったら、声を良くすることからはじめてみましょう!きっと人間関係まで良くなっていきますよ。
セクシーな低音声になる方法を発見した。
いきなり発表するよ!
それは!
寺尾聡の「ルビーの指輪を歌う!」
ことだったのだ
そんな、アホな!?と思うだろうが、
ところが!
実際に、ルビーの指環を歌い続けて
超低音セクシーボイスに
なった男がいるのだ!
いるんだもん!
そういう男が実在したのだ
彼の名は、安東(あんどう)くんという。
仲良しのお友達だ。
ここに安東くんの肉声が聞こえる動画を貼っておく
二人の左側のメガネの男が安東くんだ。
彼は、新橋、新宿、福岡で、
80年代歌謡バー
「スポットライト」という
人気のお店をやってる。
この安東くんが、
プロのワシが聴いても、
ちょっとビビるくらい
いい声をしてるのだ。
動画でも美声がわかるだろうが
実際にあって話すとさらにいい声だ。
プロより声がいい人がたまにいる
安東くんはその一人だ。
本当にうらやましい
この間、久しぶりに飲んだとき安東くんに
「なんで、そんなにいい声なの?」
と直接聞いてみた。
そのとき彼がもし
「いやー、生まれつきなもんで」
と言っていたら
大して驚きもしなかっただろう。
ところが、彼が答えた内容に
正直、え!?と耳をうたがった。
「寺尾聡さんの声が好きで」
「あの声になりたくて練習しました」
えーー
まじか???
そんな理由で
低音ボイスになりたい奴がいたのか?
しかも、実際になってるって!?
どういうこと?
確かに、ルビーの指環は
彼が中学生のころ大ヒットしていた
もう、大大大ヒットで、
町中どこいっても
ルビーの指環が流れていた
実際、ほとんど全ての
ヒット・チャートで1位だった
これを見よ
週間1位(10週連続 、オリコン)
1981年度年間1位(オリコン)
1位(12週連続、ザ・ベストテン)
1981年度上半期1位(ザ・ベストテン)
1981年度年間1位(ザ・ベストテン)
1位(10週連続・通算12回、 ザ・トップテン)
1981年度年間1位(ザ・トップテン)
1位(10週連続、全国歌謡ベストテン)
1981年度年間1位(全国歌謡ベストテン)
1981年度年間1位(歌謡ベスト10)
あまりの売れ方に、
当時の最重要音楽ランキング番組
ザ・ベストテンが、
「どうせ来週も一位でしょうから」
といって、寺尾聡専用シートを
作ったほどだ。
つまり、結果を見なくても
来週も一位だ!と予告出来るほど
ヒットしていた。
そのくらい他を圧倒する、
ぶっちぎりの大ヒットだった
そんな寺尾聡の美声に、
ほれ込んでしまった安東少年…
必死に寺尾聡の声になるよう
毎日毎日練習したという。
きっと、この低音ボイスのおかけで
彼は色々といい思いをしたことだろう。
いい声の男というのは、結構モテる
これは事実である。
とくに女性というのは
男性の声の質感について
とても敏感だ
低音ならなんでもいいわけじゃない。
低音で、心地よい声が
女性は大好きなのだ。
実際、mixi の寺尾聡コミュでは
寺尾さんの「声の良さ」が
大好き!と語るファンたちが
たくさんいる。
私も、実際に寺尾聡の声になれるか?
実験してみた
方法1:力を抜く!
寺尾聡の声は、どう聴いても、
リラックスしている。
全身脱力した状態からでないと
出せない
まずは、全身のチカラを抜いて
声を出すことだ。
方法2:のどに響かせて声をだす
寺尾聡さんの声は
共鳴・響鳴しているのが
分かる
のどに手を当てて
しっかり声が響いているか
確認しながら声を出す
方法3:歌を歌わず、文字だけを音読する
寺尾聡の声を作りながら、なおかつ
あのメロディーを歌いこなすのは
相当むずかしい。
最初は、お経のようにメロディーなしの
単音で、あの歌詞を音読する!
出来るようになったら
だんだんメロディーに
乗せていくのだ。
方法4:少し鼻にかける
寺尾聡ボイスの最大の魅力は
セクシーさだ
そのセクシー要素を入れるため、
少しささやくような
鼻にかける吐息を混ぜる
こうして、私自身が
やってみた寺尾聡の声がこれだ
うーん、まだまだな部分もあるが
寺尾聡さんの歌は、かなり
コーラス(エフェクト)が
かけてあるので
下手なりに、近づけたかも?
と思っている。
ぜひみなさんもチャレンジ
して頂いて、新しい
攻略方法を教えて欲しい
低音のセクシーボイスになりたい
男性諸君。ぜひトライしてください
君のチャレンジを待っている
経営者という人たちに会うとだいたい声がデカい。どこかのパーティー会場なんぞに呼ばれて、誰が社長なのか?分からないに場所でほったらかされたとしよう。
でも、だいたい「声」で分かったりする。一番デカい声で盛り上がってる「あの人」…「あの人」が創業者だったりする。
なぜなのか?考えてみた。
多くの成功してる経営者は「自信家」である。そうでないとやってられない。
今YouTubeなどでも、若いイケメンのマコなり社長とかが、とっても為になる話をタダで語っている動画があるが、だいたい声がデカい。
むしろ「声がよく通ってる」というべきか?
プロの観点からいうと
声に意思が込められている
ということをとても強く感じる。
自信というのは声によく現れるものなのだ。
会社経営とは本当に難しいものだ。だいたい作る会社のほとんどはツブれる!
国税庁の資料によると、会社を作って5年後の生存率は15%だ(←諸説あるよ、でもまあ聞いて!)
起業というのは超キビシイのだ
現在のコロナの自粛で状況はさらに厳しくなっているだろう。
こんな厳しい状況の中、生き残っている業績をあげている会社の経営者は「自信が無いわけない」のだ。
もちろん不安はある。不安はあるが、
このような非常事態でも関係ないよう、必死で開発したんだもん!そりゃ売れるだろう!売れてくれないと困るよ!という自負がある
声にそれが出るから面白い
若くてもオジさんでも、だいたい商売のうまいヤツは声がデカい!のである。
声のデカいイケイケ経営者
イケイケの経営者が声がデカいのは、まあ誰でも簡単に想像がつくだろう。
だいたい、こういう社長(会長)たちは、豪快な性格の人だ
酒を飲んでても楽しい。そして話が止まらない。今は自粛だが、おネエちゃんのお店なんかに行っても、
声がデカいし、金払いがいいし、すぐに人気者になる。イケイケだ!
静かな理系の経営者(技術系の会社)
しかし、割と静かな経営者さんというのがいる。だいたい理系の会社の経営者さんだ。
電気製品のパーツとか、難しい医療器具の開発をしたりしてる会社、そういう会社の社長さんは、静かなオジさんが結構いる。
インタビュー(がっちりマンデー)などでも、淡々と静かに自分の業績をしゃべるのだ。
しかし!こういう理系の静かなオジさんでも
会社の朝礼では
「よく通る声」
になっている
何度か、そういう理系の工場の朝礼をみたが、もの静かな社長さんが、必死に部下たちに何かを伝えようとしている。
訴えようとしている。今ピンチなので必死でガンバってもらいたい!というような話をしていた。
決して話し上手ではない(だろう)理系のオジさん経営者が、必死に部下たちに説明しているのだ。
大きな声にならざるを得ないのだ。通る声にならざるを得ないのだ。あれはつまり…
伝えないといけない!必死さの現れなのだ
経営者というのは、理系でも文系でも、どうしてもそういう道を通らざるを得ないのだ。
人を束ねて行かなければならないのだ。長年に渡り経営をしているとどうしても声が通る人になってくる。
つまり
リーダーになると、
どうしても声がデカくなるのだ
イケイケ経営者でも、理系オタク経営者でも、
狼系でも、ヒツジ系でも
声がデカいイケイケ社長は、部下たちを必死に鼓舞する。静かな理系経営者でも、切々と訴えてくる。
伝えようと必死になってくる。すると、必然的に声が通るようになってくる。つまり、、、
商売のうまいヤツは声がデカい!
となる。
だったらこれを逆から利用して、声で自分が元気になろう!と思わないか?、逆サイドから考えて欲しい。
声が人の心をふるい立たせるのなら、自分から大声を出して自分をふるい立たせてみる!?
それが出来ると思わないか?
そうなのだ、自分から大きな声を出すのだ
あの声がパワーをくれた!エナジーをくれた!
そんな経験はないだろうか?きっとあるだろう?。声にはそういう作用があるのだ。
だからそれを利用して、大声で自分を元気にするのだ。自分にパワーを与えるのだ。自分が元気になるように。
さあ、大声で叫んでみよう!
なんくるないさー!
なんで沖縄??はおいといて(笑)、元気な声は、あなたを元気にするのだ。
沖縄の元気なオジさんは細かい理屈にはこだわらない感じがするからいいのだ!
商売のうまいヤツは声がデカい!
だから、
声をデカくして商売をうまくやろうぜ!
という逆転の発想なのだ。
元気がなくなったら、デカい声を出してみないか
意気消沈してたら、デッカい声で叫んでみないか?
先行き不安だったら、デカい声で元気にならないか?
なんくるないさー!!!
声は、本当に不思議だ
声は、自信につながっている
声は、あなたを元気にする
商売のうまいヤツは声がデカいのだ。
木村 匡也